車査定はどこがいい?自宅に4社を呼んで下取り0円が18万円になった方法

車の査定を受ける場所は、大きく分けると「自宅などへの出張査定」「車買取店への持ち込み査定」「ディーラーでの下取り査定」の3つです。

高く売りたいなら、筆者は出張査定を軸に複数社を比較する方法をおすすめします。店舗を何軒も回らずに済み、同じ日時に複数社を呼べば、同じ条件で査定額を比較しやすいからです。

筆者コメント

実際に筆者が親族の古いフーガを売却したときは、購入店とディーラーの下取りがともに0円でした。それでも自宅へ4社を呼んで同時査定したところ、最終的には18万円で売却できました。

大事なのは「自宅で査定したから高くなった」ということではありません。査定場所以上に、複数社を比較し、1社だけで売却を決めない環境を作れたことが大きかったと考えています。

また、出張査定は必ずしも自宅で受ける必要はありません。業者によっては職場など希望する場所を指定できます。自宅に査定員を呼びたくない人でも利用できる可能性があります。

この記事では、車査定を受けられる場所の違いから、自宅以外で出張査定を受ける方法、筆者が実際に行った同時査定のやり方と注意点まで解説します。

車査定を受けられる場所は主に3つ

車査定の3つの方法

車を査定してもらう場所は、売却方法によって変わります。

まず違いを整理すると、次のようになります。

査定方法 主な査定場所 向いている人
出張査定 自宅・職場など指定した場所 複数社を比較したい人、店舗を回りたくない人
店舗査定 車買取店 査定してほしい店舗が決まっている人
下取り査定 ディーラー 車の購入と売却をまとめて進めたい人

どこで査定してもらうか迷っているなら、まず「手間を減らしたいのか」「高く売るために比較したいのか」を決めると選びやすくなります。

自宅などで受ける出張査定

出張査定は、買取業者の査定員に車がある場所まで来てもらう方法です。

自分で車を店舗まで運ぶ必要がないため、査定を何社か受けるなら特に使いやすい方法です。同じ日に複数社を呼ぶこともでき、自宅の駐車場などで査定額を比較できます。

筆者コメント

筆者も車を売るときは、出張査定を使って複数社を集める方法を基本にしています。

以前は自分で買取店を回っていたこともありますが、1店舗ずつ移動して査定を受け、また別の店へ行って交渉するのはかなり手間がかかりました。高く売るために複数社を比較するなら、査定員に来てもらった方が効率的です。

ただし、出張査定を頼んだからといって売却しなければならないわけではありません。査定後に契約するかどうかは、提示額や契約条件を確認して判断してください。

車買取店に持ち込む店舗査定

店舗査定は、自分で車を買取店まで持っていき、その場で査定してもらう方法です。

「この店に査定してもらいたい」と決まっている場合や、買い物などのついでに立ち寄れる店舗がある場合には使いやすい方法です。

一方、高く売るために何社も比較するとなると、店舗間の移動が必要になります。

筆者コメント

筆者も以前、買取店へ直接車を持ち込んで交渉したことがあります。しかし、他社と比較するつもりだと伝えても「うちはこの金額です」という反応で、1社ずつ回りながら最高額まで引き上げるのは効率が悪いと感じました。

店舗査定が悪いわけではありませんが、複数社を競わせたい場合は出張査定の方が組みやすいです。

ディーラーで受ける下取り査定

新しい車へ乗り換える場合は、購入するディーラーで下取り査定を受ける方法もあります。

車の購入と売却を同じ店舗で進められるため、手続きの手間を抑えたい人には便利です。

ただし、下取り額だけを見てその場で決めるのはおすすめしません。

筆者コメント

筆者が対応した古いフーガでは、中古車を購入した店舗とディーラーのどちらでも下取りは0円でした。それでも買取業者を比較すると18万円まで上がりました。

別の車でも、ディーラー下取りと車一括査定では大きな差が出た経験があります。

下取り価格が妥当か分からないなら、一度は買取業者の査定額と比べてから決めてください。

出張査定は自宅以外でも受けられる

自宅以外の出張査定

「出張査定を頼みたいけれど、自宅には来てほしくない」という人もいるでしょう。

出張査定の場所は自宅に限定されているわけではなく、業者によっては職場などを指定できます。

たとえば、ガリバーの出張無料査定サービスでは、自宅や職場など指定した場所への訪問を案内しています。ただし、地域や車両によって対応できない場合もあるため、どこでも必ず来てもらえるわけではありません。

職場や駐車場などを指定できる業者もある

自宅以外で出張査定を受けたいなら、まず査定する車を安全に確認できる場所を確保してください。

職場を指定できる業者もありますし、希望する場所への訪問に対応するサービスもあります。

ただし、複数社を同時に呼ぶ場合は場所選びがより重要です。筆者が自宅で4社の同時査定をしたときは、自宅周辺で各社が車を確認できる状態を作れたためスムーズに進められました。

自宅以外で同時査定するなら、複数の査定員が来ても問題なく、査定や商談をしてよい場所かを確認しておきましょう。商業施設などの駐車場を無断で査定場所として使うのは避けてください。

「査定員を家の中に入れるのが嫌」という場合も、申込時にその旨を伝え、車の確認や商談をどこで行うか相談しておくと安心です。

自宅以外を希望するなら予約時に査定場所を確認する

出張査定の対応範囲は業者によって違います。

そのため、申し込んだあとに「自宅以外でお願いします」と伝えるのではなく、日程を決める段階で場所まで確認してください。

伝える内容は難しくありません。「自宅ではなく職場で査定できますか」「この駐車場所まで来てもらえますか」と確認すれば十分です。

出張査定では日時だけでなく、査定場所も最初に確定させておくと当日の行き違いを防げます。

高く売りたいなら査定場所より比較できる環境を重視する

高く売るための複数社比較

車を高く売りたいなら、「自宅と店舗のどちらが高いか」を考えすぎる必要はありません。

筆者が何台も査定対応して感じているのは、査定場所そのものより、複数社が競争する状態を作れるかの方が重要だということです。

同じ車でも買取業者によって提示額は変わります。販路や欲しい車種が違うため、1社目の査定額だけでは、その車の最高値なのか判断できません。

車を高く売るなら
1社査定で決めないでください

筆者が実際に使った車一括査定の中で、最もおすすめするのが「CTN車一括査定」です。

CTN車一括査定

CTN車一括査定は、全国600社以上の買取実績データをもとに、AIがあなたの車を高く買い取った実績のある上位3社を厳選してくれる車一括査定サービスです。

やみくもに多くの買取店へ依頼するのではなく、高価買取が期待できる3社だけに絞って比較できるため、電話対応の負担を抑えながら高値売却を狙えます。

AIが選んだ上位3社で査定額を比較するイメージ

さらに、その3社が競い合うことで査定額が上がりやすく、愛車の最高額を引き出しやすいのも大きな特徴です。

\高価買取店の上位3社だけ交渉/

買取額は業者ごとの販路や得意車種で変わるため、1社だけで判断すると高く売れるチャンスを逃す可能性があります。

実際に、筆者のN-BOXもディーラー下取りでは71万円でしたが、車一括査定で複数社を比較した結果、約115万円で売却できました。

車一括査定で査定額が上がった事例

人気車種はもちろん、古い車や走行距離が多い車でも、1社だけで決めずに比較することが高価買取への近道です。

車を高く売るうえで大切なのは、最初から高く買える業者に見てもらうことです。

CTN車一括査定なら、愛車に合った買取業者を効率よく比較できます。

「下取り価格が妥当かわからない」「できるだけ高く売りたい」「でも電話ラッシュは避けたい」という方は、まずCTN車一括査定で今の買取額を確認してみてください。

\高価買取店の上位3社だけ交渉/

同日同時刻に複数社を集める

筆者が高く売るうえでおすすめしているのが、複数の買取業者を同じ日時に呼ぶ同時査定です。

やり方は次の流れが分かりやすいです。

  1. 複数の買取業者へ査定を申し込む
  2. 各社に「同じ日時に他社も査定に来る」と伝える
  3. 査定開始時間と最終金額を出してもらう時間を決める
  4. 全社の金額が出るまで売却先を決めない

ポイントは、他社が来ることを隠さないことです。

筆者コメント

筆者が実際に同時査定をしたときも、各社が他の買取業者もいる前提で査定していました。現場は想像していたほど険悪ではなく、査定員同士が軽く会話する場面もありました。

一方、査定予定よりかなり早く「今から行けます」と連絡してきた業者もありました。筆者には、他社が来る前に先に商談を進めたい意図があるように感じられました。

同時査定をするなら、一部の会社だけ先に査定・商談を進めるより、できるだけ同じ条件で比較してください。

なお、CTN車一括査定を利用する場合も、同時査定を希望するなら各社との日程調整時に伝えるのが確実です。CTN車一括査定の利用規約では、専門性の高い最大3社を自動選定する一方、現車確認や契約などの取引条件は利用者と買取店の間で直接進める仕組みになっています。 (ctn-net.jp)

最終額は入札形式で一斉に出してもらう

複数社を同じ場所に集めても、1社ずつ個別交渉を続けていると時間がかかります。

そこで筆者が実際にやって使いやすかったのが、各社に最終金額を一斉に出してもらう入札形式です。

古いフーガを4社で同時査定したときは、各社が名刺の裏に最終金額を書き、同時に提示する方法を取りました。

筆者コメント

結果は、安い会社が約4万円、最高額が18万円。同じ車を同じ日に見てもらっても、10万円以上の差が出ました。

しかも、この車はそれまでディーラーなどで0円と評価されていました。

この経験からも、査定額は「車そのものの価値」だけで一律に決まるわけではなく、どの業者がいくらで欲しいかによって変わると実感しています。

入札形式を使う場合は、「最終金額を一度だけ出してもらい、最も高い会社へ売る」など、ルールを始める前に全社へ伝えておきましょう。条件が曖昧なまま進めるよりトラブルを防ぎやすくなります。

個別交渉では即決しない

同時査定でも、査定員から個別に「今この金額なら決めてもらえませんか」「他社を断ってもらえればここまで出します」と提案されることがあります。

筆者コメント

筆者自身も同じような交渉を受けましたが、そこで決めず、全社の金額を確認してから売却先を決めました。

この判断は結果的に正解でした。途中で提示されていた金額より、最終入札ではさらに高い金額が出たからです。

車買取業界の団体であるJPUCも、査定を受ける際の注意点として、最初に査定した業者と即決せず、他社の査定を受けてから判断するよう案内しています。

他社の査定を受ける予定なら、「全部の査定額を聞いてから決めます」と明確に伝えてください。

同時査定と出張査定のトラブルを避けるポイント

同時査定のトラブル回避

同時査定は複数社を比較しやすい一方、業者との認識がずれていると当日揉める原因になります。

特に注意したいのは、「同時査定だと伝わっていなかった」「先に契約を迫られた」「キャンセル条件を確認しないまま契約した」といったケースです。

車の売却は、査定を受けることと売買契約を結ぶことを分けて考えてください。

同時査定と入札形式を予約時に伝える

同時査定をするなら、当日になって他社がいることを知らせるのではなく、予約時に伝えておくのが基本です。

「ほかの買取店にも同じ時間に来てもらいます」「全社の査定後に入札で決めます」と最初から共有しておけば、業者側もその前提で予定を組めます。

筆者コメント

筆者の経験でも、同時査定そのものより、査定方法について認識がずれる方がトラブルにつながりやすいと感じました。

特に入札形式にする場合は、金額を出す時間、最高額の業者へ売るのか、同額だった場合はどうするのかまで簡単に決めておくと進行が楽です。

全社の査定額を確認してから売却先を決める

同時査定のメリットを生かすなら、途中で1社に決めないことが重要です。

1社目から魅力的な金額が出ても、それが最高額とは限りません。

JPUCには、最初の業者と契約したあとに別の業者からより高い金額を提示され、「先の契約をキャンセルできないか」という相談も寄せられています。 

せっかく複数社に来てもらうなら、全社の査定が終わるまでは契約しないと最初に決めておく方が迷いません。

査定額だけでなく、入金日、引き渡し日、契約後の減額条件なども比較してください。JPUCも、金額だけではなく支払予定日や契約条項などを確認して買取業者を選ぶよう案内しています。

契約条件とキャンセル条件を確認してからサインする

出張査定では、その場の流れで契約まで進めることがあります。しかし、「あとでやめればいい」と考えて契約するのは避けてください。

国民生活センターの中古車売却トラブルに関する注意喚起では、車の売却はクーリング・オフの対象外と明記されており、キャンセル料や支払条件を契約前に確認するよう呼びかけています。

また、JPUCの車買取契約に関する解説では、契約書を交わしていなくても、口頭で合意すれば契約が成立し法的拘束力を持つ場合があると説明されています。

「お願いします」と答える前に、少なくとも売買金額、契約成立のタイミング、キャンセル条件、契約後の減額条件、支払予定日を確認してください。

知らない事故歴や修復歴については、無理に断定する必要はありません。筆者が中古で入手された車の査定に立ち会ったときも、「購入以前のことは分からないので確認してほしい」と正直に伝えました。

分からないことは分からないと伝え、知っている不具合や事故歴は隠さず申告する。この姿勢が契約後のトラブルを減らします。

店舗への持ち込み査定が向いているケース

持ち込み査定が向くケース

ここまで出張査定をおすすめしてきましたが、店舗への持ち込みが向いている人もいます。

特定の買取店へ査定を頼みたい場合や、自宅周辺に査定員を呼びにくい場合は、無理に出張査定へこだわる必要はありません。

重要なのは、持ち込みか出張かではなく、最終的に納得できる条件で売却できるかです。

近くに査定を受けたい買取店がある

査定してほしい買取店が近所にあり、そこへ車で行く負担が小さいなら、持ち込み査定でも問題ありません。

予約して店舗へ行けば、その場で車を見てもらえます。査定員を自宅や職場に呼びたくない人にも向いています。

ただし、その店舗だけで売却を決める必要はありません。

提示額を聞いたうえで「他社とも比較してから決めます」と伝え、一度持ち帰っても構いません。高く売りたいなら、店舗査定でも1社だけで判断しないことが重要です。

出張査定に対応していない業者へ依頼したい

気になる業者が出張査定に対応していない場合は、店舗へ持ち込む必要があります。

また、出張査定に対応している業者でも、地域や車両によって訪問できない場合があります。

そのため、「出張査定が使えない業者=候補から外す」と考える必要はありません。その業者が自分の車種に強い、近くに店舗があるなど、査定を受ける理由があるなら持ち込んで比較しましょう。

ただし、何店舗も順番に回るとなると時間と移動の負担が増えます。

筆者コメント

筆者自身は持ち込みで何社も交渉するより、出張査定で同じ日に集める方が効率的だと感じています。

持ち込みと出張で査定条件が変わる場合がある

「店舗へ持ち込めば出張費がかからないから査定額が上がるのでは」と考える人もいますが、持ち込みなら必ず高くなるとは言えません。

たとえば、ネクステージの出張買取と持ち込み査定に関する公式解説では、両者で査定額に差はなく、大きな違いは査定する場所だと案内しています。

これはネクステージ自身のサービス条件についての説明であり、すべての買取業者に共通するルールではありません。

筆者コメント

業者によって出張可能エリアや費用、キャンペーンなどの条件は異なります。

持ち込みと出張のどちらにするかは、「どちらなら高くなるか」と決めつけず、依頼する業者へ条件を確認したうえで、複数社を比較しやすい方法を選んでください。

まとめ

車の査定を受ける場所は、自宅などへの出張査定、買取店への持ち込み、ディーラーでの下取りが中心です。

自宅に査定員を呼びたくない場合でも、職場など希望する場所への出張に対応する業者があります。まずは申込時に希望場所を伝えて確認してください。

高く売ることを優先するなら、筆者は出張査定を使って複数社を比較する方法をおすすめします。

筆者コメント

実際に、下取りでは0円だった古い車でも、4社を同じ場所に集めて最終金額を比較すると18万円まで上がりました。同じ査定場所でも業者によって提示額は大きく違います。

同時査定をする場合は、他社も来ることを予約時に伝え、全社の査定が終わるまで即決しないことがポイントです。入札形式にするなら、査定開始前にルールも共有しておきましょう。

そして、金額だけを見て契約せず、キャンセル条件や契約後の減額条件、入金日まで確認してください。

査定場所に迷ったときは、「どこなら査定できるか」だけではなく、「どこなら複数社を同じ条件で比較できるか」で選ぶと、納得できる売却先を見つけやすくなります。