事故車の修理代はどのくらい?パーツ別の費用や修理期間の目安を詳しく紹介

突然の事故で愛車が傷つき「修理代はどれくらいかかるのだろう?」と不安になっていませんか?

修理に必要な費用は、傷の状態や修理箇所によって大きく異なります。

さらに、事故状況や保険適用によっても変わってくるため、正確な情報を知ることが大切です。

本記事では、事故車の修理に必要な金額の相場、パーツごとの料金目安、修理期間の目安を詳しく解説します。

修理か買い替えかの判断ポイントも紹介していますので、修理代の目安を理解し、適切な判断をしたい方は、ぜひ参考にしてください。

【パーツ別】事故車の修理代と修理期間の目安

事故車の修理代はパーツによって異なり、状況によっては100万円を超える箇所もあります。

下記に6つのパーツに分けて修理にかかる金額と修理期間の目安を紹介しますので、一緒に確認していきましょう。

バンパー

修理代数万〜20万円ほど
修理期間フロントバンパー:約2日 リアバンパー:約4日

バンパーは、事故した際に乗っている方のケガの軽減のためにあるパーツなので、もっとも修理機会が多い箇所です。

修理代は、安くて数万円、高くて20万円ほどかかります。

また、フロントバンパーとリアバンパーの両方を修理する場合は、高くて40万円以上の出費になることもあります。

フレーム

修理代数万〜100万円ほど
修理期間〜1ヶ月ほど

フレームは車の主要部分となる重要なパーツとなるため、修理代も高くなる傾向です。

修理代の目安は、簡単な修理なら10万円前後、車体全体のフレーム修復が必要なら100万円を超えてきます。

状況によっては高額となることから、新しく買い替えた方が安くなる場合もよくあります。

また、フレームを修理した車は「修復歴車」扱いとなるため、買い替え時の査定額が大幅に下がってしまうことも覚えておきましょう。

ドア

修理代2万〜10万円ほど
修理期間数時間〜1週間ほど

ドアの修理代は、2万〜10万円ほどが目安です。

ドアの傷やへこみは、そのままにしておくと塗装がはがれてサビの原因になるケースが多いため、早めに修理を検討するのが良いでしょう。

修理期間は、軽い傷なら数時間、交換が必要なら1週間ほどと比較的短くて済みます。

エンジン

修理代30万〜50万円ほど
修理期間数週間〜

エンジンは、車の動力に関わる大切なパーツとなるため、修理代も高くなる傾向です。

修理代は、本体の交換だけなら30万〜50万円ほどですが、エンジン周りのパーツの交換が必要な場合は100万円を超えるケースもあります。

修理期間は、エンジン本体やパーツの取り寄せにどのくらいかかるかによりますが、数週間ほどが目安となります。

サイドミラー

修理代数千円〜2万円ほど
修理期間数時間〜3日ほど

サイドミラーの修理代の目安は、数千円〜2万円ほどです。

軽い傷であれば、コンパウンドや塗装をするだけなので数千円程度で済み、修理期間も数時間で済みます。

鏡やカバーが割れている場合は交換が必要なため、修理に必要な金額は2万円ほどで、修理期間は取り寄せにかかる期間によりますが、3日程度が目安となります。

ボンネット

修理代3万〜10万円ほど
修理期間数時間〜5日ほど

ボンネットの修理代は、かすり傷や軽いへこみなら3万円、変形のため交換が必要な場合は10万円ほどかかります。

修理期間は、簡単な修理なら数時間、交換が必要な場合は5日程度を目安としておくと良いでしょう。

事故車の修理代は事故状況でも変わる

事故車の修理代は、起こった事故の状況によっても変わってきます。

たとえば、過失割合が10対0の場合は修理代を支払う必要はありませんが、8対2となる場合は被害者にも支払う義務が発生します。

ここでは、事故のパターンごとに3つのケースを取り上げて詳しく見ていきましょう。

過失なしの事故

過失割合が10対0の事故で、被害者に過失なしと判断された場合は、加害者が加入している保険会社から修理代が支払われます。

そのため、被害者側が加入している保険を使用したり、実費で支払ったりする必要はありません。

ただし、加害者側が任意保険に加入していない場合は、修理代が支払われないケースがあるため注意が必要です。

過失割合が双方にかかる事故

過失割合が8対2など被害者にも過失がある場合は、修理代の一部を支払う必要が出てきます。

たとえば、過失割合が8対2で修理代が50万円必要な場合は、全体の80%である40万円は加害者が加入している保険会社から支払われ、残りの20%である10万円は被害者の加入している保険を使用するか、実費で支払う必要があります。

自損事故

壁や電柱にぶつかってしまったといった自損事故の場合は、基本的に100%加害者となるため、修理代はすべて支払う必要があります。

修理は、実費で支払う方法と保険を使用する方法がありますが、加入している車両保険の種類によって適用される場合とされない場合があります。

具体的には、「一般車両保険」と「限定車両保険」のうち、限定車両保険に加入している場合は、保険適用とならないため注意しましょう。

なお、他人の所有物を壊してしまった場合は、車両保険ではなく「対物賠償責任保険」で修理補償できますので、不安な方はあらかじめ加入しておくことをおすすめします。

事故車を修理する流れ

事故を起こして修理が必要となった場合は、以下の流れで進めます。

  1. 警察と保険会社に事故したことを連絡する
  2. 修理業者や販売店に見積もり依頼する
  3. 見積もりを確認し修理依頼する

なお、保険適用を含めた修理代に関しては、警察が作成した事故状況をまとめた資料をもとに過失割合が決定し、後日いくらになるかがわかります。

事故車を修理する流れについて詳しくはこちら

事故車が修理できない場合はどうする?

事故車の状況によっては「修理できない」と判断されるケースもありますが、その場合は売却や廃車、買い替えを検討する必要があります。

ここでは、買い替えの方法と、売却や廃車する際におすすめの業者を紹介していきます。

買い替えを検討する

買い替えを検討する場合は、以下の業者に依頼が可能です。

  • ディーラーへ下取り依頼
  • 事故車買取業者へ依頼
  • 廃車買取業者へ依頼
  • 自分で廃車にする

ディーラーへ下取りしてもらう場合は、新車購入が条件となりますので注意が必要です。

また、車の状況によっては下取り価格が付かなくなることもあります。

そのほかの方法は、車の状態にかかわらず引き取ってもらえるケースが多く、ディーラー下取りより高値がつくこともあります。

売却・廃車する場合は事故車買取業者か廃車買取業者へ

売却や廃車を検討しているときは、事故車買取業者もしくは廃車買取業者への依頼がおすすめです。

事故車買取業者は、事故車の状態に応じた販路を複数保有しているところが特徴で、走行可能であれば高く買い取ってくれるケースも多いです。

廃車買取業者は、使用できるパーツごとに買い取ってくれたり、使用している鉄を資源として買い取ってくれたりするため、動かなくなった車でも値段を付けてくれます。

また、ほとんどの業者がレッカー代や面倒な手続き費用を無料にしてくれるので、手間なく売却・廃車が可能です。

株式会社サクライなら、廃車、不動車、高年式事故車まで無料で買取を行っています。

弊社にご依頼いただければ、自賠責保険の解約手続きから買取まですべて行いますので、お客様のお手間を省き、スムーズに車を手放すことができます。

もちろん査定は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

事故車を修理か買い替えかの判断ポイント

事故車を修理するか買い替えるかは、ケースによって異なります。

ここでは、修理と買い替え、それぞれの判断ポイントと、注意点を紹介していきます。

修理が良いケース

修理が必要なケースは以下の3つです。

  • 傷の具合が軽い場合
  • 走行距離が短く年式も新しい場合
  • 保険料でまかなえる場合

基本的には、事故で負った傷が軽く、走行距離や年式が比較的新しい車であれば、修理を選択するのが良いでしょう。

買い替えが良いケース

買い替えが良いケースは、以下の4つです。

  • 修理代が高すぎる場合
  • 修理が不可能と言われた場合
  • 修理代が補償上限額を超える場合
  • 補償内容と予算が合わない場合

こちらのケースは、そもそも修理ができなかったり、結果的に損する可能性があるため、買い替えるのが良いでしょう。

事故車を修理して乗り続けるリスクも把握しておく

事故車を修理して乗り続ける際は、いくつかのリスクがあることも把握しておく必要があります。

具体的には、以下のリスクがあります。

  • フレームを修理した場合は故障や不具合が起こる可能性が高くなる
  • 「修復歴車」の場合は売却時の査定額が大きく下がる可能性が高くなる
  • ディーラーでの下取りを断られる可能性がある
  • 修理期間が長くなる可能性がある

このように、安全面や費用面などに問題が起こる可能性があるため、修理する際はよく考えてから依頼しましょう。

修理代と買い替え費用を比較するのも重要

事故車を修理するか、新車に乗り換えるかで迷ったら、それぞれの費用を比較するのも大切です。

修理をする際の料金は、事故の過失割合のほかに実費で支払うのか保険適用するのかを確認する必要があります。

保険適用した場合は、基本的に翌年からの等級が下がり支払う保険料も上がってしまうため、補償額と上がる保険料を比較してから判断しましょう。

まとめ

事故車の修理代はパーツや事故状況によって異なり、費用が高額になるケースもあります。

また、状況によっては修理不可となる場合もあるため注意が必要です。

修理と買い替えのどちらが得かを悩んだ際は、相場を確認し、信頼できる業者に相談することが大切です。

廃車の引き取り・買取など、車の処分に関するコラム

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営業時間 9:00 ~ 19:00(日曜・祝日休み)
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一般貨物自動車運送許可 近運自貨 第1218号
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解体業許可 大阪市 第20663001002号
破砕業許可 大阪市 第20665001002号
フロン類回収許可 大阪市 第20662001002号
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会社沿革

昭和20年 桜井商会設立
平成7年8月 株式会社に沿革
平成27年10月 ISO9001 and ISO14001 取得
平成27年10月 ISO/IEC 17021 取得
令和2年 大阪支店 開業
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