車の処分を検討しているけど、どこで廃車手続きを行うかわからない。
このようなお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
この記事では、廃車を検討している方へ向けて下記の項目に分けて解説していきます。
- 廃車手続きの流れ
- 廃車手続きに必要な書類
- 廃車手続きの注意点
最後にお得な廃車方法についても紹介しますので、是非最後までお読みください。
廃車手続きを行う場所
廃車にする車が普通車か軽自動車で手続きする場所は異なります。
それぞれについて見ていきましょう。
普通自動車の場合
普通自動車の廃車手続きをする場合、現住所を管轄する運輸支局で行うことができます。
受付時間は平日の日中だけなので、仕事などで時間が取れない方は、代理人を立てたり業者に依頼したりすることを検討しましょう。
軽自動車の場合
軽自動車の場合は軽自動車検査協会で廃車手続きを行います。
普通自動車の運輸支局と同様に、平日の日中に手続きをする必要があります。
廃車手続きの流れと必要書類
ここからは実際にどういった流れで廃車手続きを進めていくのか、その際に必要になる書類について説明していきます。
廃車の流れや必要書類を把握しておかないと、何度も窓口に足を運ぶことになり手続きに時間がかかってしまいます。
内容をよく確認しておきましょう。
解体業者に依頼する
廃車は自動車の解体を前提とするため、まずは許可を受けた解体業者に所有車を持ち込む必要があります。
自動車の解体が完了したら、解体業者から「使用済自動車引取証明書」と「移動報告番号」と「解体報告記録がなされた日」のメモ書きを受け取りましょう。
上記書類は廃車手続きの際に使用します。
必要書類を揃える
解体業者から書類を受け取ったら、そのほかに必要な書類も準備しましょう。
以下に必要書類をまとめていますのでご確認ください。
個人で手続きを行う場合 | 業者に依頼した場合 |
・印鑑証明書・実印・委任状・車検証・ナンバープレート2枚・リサイクル券 | ・印鑑証明書・実印・委任状・譲渡証明書・車検証・ナンバープレート2枚・リサイクル券 |
※印鑑証明書と委任状の実印は同一のものを使用しなければいけません。
※事業用車の場合、運輸支局の押印がある「連絡書」が必要
以上の書類を準備できたら、運輸支局で
- 手数料納付書
- 永久抹消登録申請書
- 自動車税・自動車取得税申告書
を取得すれば必要書類が完備します。
ナンバープレートを返却する
運輸支局や軽自動車検査協会に到着したら、まずはナンバープレートを返却しましょう。
ナンバープレート自動返納機にナンバープレートをセットし、画面の指示に従って返納手続きをします。
ナンバープレートの返納が完了するとシールが発行されるので、手数料納付書に貼り付けてください。
なお、ナンバープレート自動返納機がない場合は、ナンバープレート返納窓口にて手続きします。
完了後、シール発行の代わりに手数料納付書に確認印を押してもらえます。
窓口で必要書類を提出する
必要書類が全て準備できたら、申請書に必要事項を記入して窓口に提出します。
一時抹消登録の場合は廃車証明として、「登録識別情報等通知書」が交付されますが、永久抹消登録では「登録事項等証明書」を発行するために別途申請が必要です。
登録事項等証明書は自賠責保険や任意保険を解約する際に必要なので、忘れずに取得しておきましょう。
自動車税を抹消申告する
廃車手続きが完了したら、自動車税の抹消申告を忘れずに行いましょう。
自動車税の抹消申告をしないと、翌年以降も自動車税が課税されてしまいます。
運輸支局にある自動車税事務所で手続き可能で、自動車税・自動車取得税申告書
に必要事項を記入して提出すれば完了です。
廃車手続きをする際の注意点
廃車手続きの際はどのような点に注意すれば良いのでしょうか?
一般的に問題になりがちなポイントを解説していきます。
廃車手続きの前後でさまざまな注意点がありますので、参考にしてみてください。
所有権が自分になっているか確認する
車をローンで購入した場合、車検証の所有者が自分ではなく、販売会社や信販会社になっていることがあります。
所有権が自分以外にあると車の売却や廃車といった手続きができません。
仮にローンを完済していても、所有元から所有権解除書類を取得し、自分の名義に変更して初めて手続きが可能になります。
廃車手続きの前に、車検証の所有者を必ず確認するようにしましょう。
税金等の還付が受けられるか確認する
廃車手続きの後に、条件によって受け取れる還付金があります。
知らずに損をしてしまわないように、還付金の種類を把握しておきましょう。
自動車税
自動車税は4月から翌年3月まで一年分をまとめて支払います。
普通自動車は廃車の時期が年度内であれば、自動車税が廃車にした月から3月まで月割りで返金されます。
なお、軽自動車の場合は自動車税の還付は行われません。
重量税
車検が残っている車であれば、普通自動車・軽自動車を問わず重量税の還付を受けられる可能性があります。
重量税の還付は永久抹消登録に限り、一時抹消登録は対象外です。
自賠責保険
重量税と同様に車検が残っている状態であれば、自賠責保険料の一部が返金される可能性があります。
強制保険なので廃車にしない限りは解約できませんが、一時抹消登録・永久抹消登録ともに対象です。
任意保険
任意保険は廃車とは関係なく解約できますが、廃車後の解約を忘れないようにしましょう。
解約返戻金の有無は保険会社によって異なりますので、解約を伝える際に確認しておいてください。
自走できない場合はレッカーの手配が必要
永久抹消登録で解体業者に持ち込む際に、自走できない状態の車はレッカーの手配が必要です。
解体業者がレッカーを手配してくれることもありますが、自分でレッカーを手配する料金とどちらが得かで選びましょう。
ナンバープレートがない車
廃車手続きにはナンバープレートを返却するので、ナンバープレートのない普通車は運輸支局で再発行が必要です。
なお、盗難によりナンバープレートを紛失した場合は、警察に盗難届を出し受理番号を取得する必要があります。
紛失の理由書に受理番号を記載することで、ナンバープレートの返却が不要になり、再発行せずに手続きが可能となります。
※軽自動車の場合、警察への届け出が無くても現状抹消することが可能となっております。
廃車買取業者に依頼すればこんなにお得
ここまで、自分で廃車手続きをする方法について解説してきました。
少し面倒に感じる廃車手続きですが、廃車買取業者に依頼すると手間が省ける以外にも大きなメリットがあります。
是非参考にしてみてください。
面倒な廃車手続きを代行してくれる
廃車買取業者に依頼すると、必要書類さえ用意すればその他の手続きは代行してもらうことができます。
解体業者に車を持ち込んだり、運輸支局で手続きする必要がないので、時間と手間を省いて廃車手続きを終えたい方には非常におすすめです。
廃車に必要な諸経費がかからない
廃車買取業者によっては、解体業者への依頼やレッカー手配などで発生する費用を無料で対応しています。
もちろん、廃車買取業者ごとに提供しているサービスが異なりますので、自分にとって一番メリットがある業者を選ぶようにしましょう。
株式会社サクライでは、出張査定・レッカー代・抹消手続きもすべて無料で対応いたします。
廃車だけではなく、放置車両・事故車・過走行車も高く買い取ることが可能です。
買取価格が付くことがある
ディーラーや中古車買取店で買取を断られた車でも、廃車買取業者であれば部品やパーツとしての価値を評価して買取価格が付く可能性があります。
廃車を検討している方は、まずは廃車買取業者に査定を依頼してみてください。
まとめ
廃車手続きを行う場所や方法について解説してきました。
自分でも廃車手続きを行うことはできますが、費用がかかる上に時間も取られます。
廃車買取業者に依頼すれば時間と費用をかけずに、買取金額までを受け取ることができるかもしれません。
廃車を検討している方は、一度株式会社サクライにご相談ください。
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本社
商号 | 株式会社桜井 |
---|---|
屋号 | 株式会社サクライ |
所在地 | 〒660-0857 兵庫県尼崎市西向島町15番地の4 |
TEL | 06-6414-2222 |
FAX | 06-6414-6644 |
営業時間 | 9:00 ~ 19:00(日曜・祝日休み) |
代表者氏名 | 代表取締役 桜井 成子 |
営業種目 | 自動車解体業、部品販売(輸出) |
資本金 | 40,000,000円 |
従業員数 | 105名 |
主要取引先 | 豊通マテリアル株式会社|株式会社ナベショー|岸和田製鋼株式会社|株式会社中山製鋼所|日本製鉄株式会社|株式会社クボタ|株式会社栗本鐵工所|共英製鋼株式会社|中山鋼業株式会社|大阪製鐵株式会社|王子製紙株式会社|株式会社ダイセル|DINS関西株式会社|巌本金属株式会社|宇部興産株式会社|エコシステム岡山株式会社|住友大阪セメント株式会社|神戸マツダ株式会社|兵庫三菱自動車販売株式会社|西日本三菱自動車販売株式会社|大阪ダイハツ販売株式会社|株式会社スズキ自販近畿|株式会社スズキ自販兵庫|株式会社南海スズキ|株式会社ホンダカーズ大阪 |
取引先銀行 | 尼崎信用金庫|三菱東京UFJ銀行|三井住友銀行|りそな銀行|商工中金|日本政策金融公庫|阿波銀行 |
許可番号 | 産業廃棄物収集運搬業許可
兵庫県 第02801038224号 引取業許可 尼崎市 第20711000024号 産業廃棄物処分業許可 尼崎市 第7121038224号 解体業許可 尼崎市 第20713000024号 破砕業許可 尼崎市 第20714000024号 フロン類回収許可 尼崎市 第20712000024号 第1種フロン類回収許可 兵庫県 第281010306号 一般貨物自動車運送許可 近運自貨 第1218号 古物商許可番号 兵庫県 公安委員会 第631339900014号 (その他必要に応じて申請) 兵庫県フロン回収処理推進協議会会員 兵庫県自動車リサイクル処理工業会会員 |
URL | https://kaitori-sakurai.com/scrapcar/ |
大阪支店
商号 | 株式会社桜井(大阪支店) |
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所在地 | 〒551-0021 大阪府大阪市大正区南恩加島5丁目7-84 |
TEL | 06-6551-7777 |
FAX | 06-6551-7778 |
営業時間 | 9:00 ~ 18:00(日曜・祝日休み) |
代表者氏名 | 代表取締役 桜井 成子 |
許可番号 |
産業廃棄物収集運搬業許可
大阪府 第02700038224号 引取業許可 大阪市 第20661001002号 産業廃棄物処分業許可 大阪市 第6620038224号 解体業許可 大阪市 第20663001002号 破砕業許可 大阪市 第20665001002号 フロン類回収許可 大阪市 第20662001002号 第一種フロン類充填回収業 知事(登一回) 第3978号 (その他必要に応じて申請) |
URL | https://kaitori-sakurai.com/scrapcar/ |
会社沿革
昭和20年 | 桜井商会設立 |
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平成7年8月 | 株式会社に沿革 |
平成27年10月 | ISO9001 and ISO14001 取得 |
平成27年10月 | ISO/IEC 17021 取得 |
令和2年 | 大阪支店 開業 |