不動車とはどんな車?放置しておくと起こる問題や処分方法を詳しく紹介

不動車とは

「しばらく乗っていない不動車がある」と処理方法に悩んでいませんか。

実は不動車をそのままにしておくと、いくつかの問題が起こる可能性があり、損する場合があります。

本記事では不動車とは何かを解説し、放置しておくと起こる問題や、処分方法を詳しく紹介します。

処分する際のおすすめの業者も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

不動車とはどんな車?放置しておくと起こる問題

不動車とは、その名の通り「何らかの理由で動かなくなった車」のことを指します。

原因はさまざまですが、状態によっていくつかの種類に分類されます。

こうした不動車を放置しておくと、税金の負担や資産価値の低下など、さまざまな問題が発生する可能性があるため、できるだけ早く適切な対応を取ることが重要です。

不動車とは?

不動車と呼ばれる車にはいくつかの特徴があり、どれか1つに当てはまれば不動車に該当します。

具体的には以下が挙げられます。

  • 走行できない車
  • 自然災害により動かなくなった車
  • 車検切れになっている車
  • 放置車両

上記のようにエンジントラブルやタイヤのパンク、事故など物理的に走行できない車は不動車となります。

また、ライトの不点灯やワイパーの不動、車検切れなど、法律的に走行できない車も当てはまります。

事故車との違い

不動車というと、事故を起こした「事故車」を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、この2つは明確に異なります。

事故車とは車の骨格部分である「フレーム」に損傷があり、それを修復した車のことを指します。

「修復歴車」とも呼ばれ、破損箇所は主に車体の外部に及ぶケースが一般的です。

一方の不動車は故障や車検切れなど、さまざまな理由で自力走行ができない車を指します。

事故による損傷だけでなく、物理的な故障や法的な理由で動かせない車も含まれます。

つまり、不動車には事故車も含まれることがありますが、すべての不動車が事故車というわけではありません。

不動車を放置しておくと起こる問題

不動車を放置すると、以下の問題が発生します。

  • 税金の支払い義務が毎年生じる
  • 売却時の査定額が下がる
  • 保管場所が無駄になる
  • 車上荒らしやイタズラなどのリスクが上がる
  • 不法投棄に問われる可能性がある

不動車の放置は税金の支払い義務や査定額の減額といった金銭面の損をはじめ、保管スペースの圧迫や近隣住民とのトラブルとなどの問題が発生する可能性があります。

そのため、不動車は早めの対応が重要です。

不動車を処分するか修理するかの判断ポイント

不動車の対応方法は「処分する」か「修理して再び使う」の2つがありますが、どちらが適しているかは車の状態によって判断する必要があります。

不動車に対して修理を選ぶべきか処分を選ぶべきか、その判断ポイントについて紹介していきます。

再び乗る可能性がある場合

再び乗る可能性がある場合は、修理して使用できるようにするのがおすすめです。

特に、比較的新しい車なら処分して新しい車を購入するよりも、お得に乗り続けられる可能性が高いです。

ただし、2年〜3年後に乗り換える予定の場合は、修理費用を新しい車に充てたほうが良いケースもあるので、3年以上を目安に判断すると良いでしょう。

修理費用が安い場合

不動車の中でも修理費用が安く済むケースでは、修理するのがおすすめです。

例えば、バッテリー上がりやガソリンの劣化などであれば、比較的修理費用が安く済むので、お得に乗り続けられるでしょう。

一方、事故で車が大破してしまったり、エンジンを交換する必要があったりといった、修理費用が高くなるケースは、車の安全面が確保できなくなるため処分したほうが良いでしょう。

希少車である場合

販売台数が少ない、すでに販売が終了したモデルといった希少性が高い車の場合は、修理して使用できる状態にすることをおすすめします。

希少車は中古市場で需要が高いことから、売却時に修理費用以上の査定額が期待できます。

特に人気のある車種は年式や走行距離が古くても、一部のユーザーからは高い評価を受けやすいので、結果的にお得になるかもしれません。

ただし、年式が古すぎると修理時の部品の確保が難しくなるため、できるだけ早めに修理することをおすすめします。

不動車の処分方法とおすすめ業者

不動車を処分すると決めたら、どういった方法で手放すか選択する必要があります。

ここでは、不動車を手放す方法とおすすめ業者を紹介していきます。

不動車の処分方法

不動車の処分方法には、以下の5つが挙げられます。

  • ディーラーに下取りに出す
  • 中古車買取業者に依頼する
  • 廃車買取業者に依頼する
  • オークションで販売する
  • 自分で廃車にする

大きく分けると、下取り・買取・販売・廃車の4つです。

以下にケース別におすすめの業者を紹介するので、参考にしてください。

簡単な修理や車検切れなら中古車買取業者がおすすめ

不動車でも、故障の程度が軽く簡単な修理で動く状態になる場合や、単に車検が切れているだけの車であれば、中古車買取業者への依頼がおすすめです。

車は一般的に「自走できる状態」のほうが査定額が高くなりやすいため、動くようにしてから売却するほうが有利です。

中古車買取業者は、車の状態を見極めたうえで走行可能な車として評価してくれるため、高価買取につながる可能性があります。

値段がつかない場合は廃車買取業者がおすすめ

下取りや買取依頼しても「値段がつかない」と言われた場合は、廃車買取業者がおすすめです。

廃車買取業者は海外への輸出販路やパーツごとの再販売、資源としての再利用といった、豊富な販路を持っており、廃車する車を積極的に買取してくれます。

自分で廃車するよりも手間や時間、費用をかけずに処分できるので、値段がつかない場合は一度問い合わせしてみましょう。

株式会社サクライなら、廃車、不動車、高年式事故車まで無料で買取を行っています。

弊社にご依頼いただければ、自賠責保険の解約手続きから買取まですべて行いますので、お客様のお手間を省き、スムーズに車を手放すことができます。

もちろん査定は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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不動車の買取相場

不動車を処分すると決めたら、買取相場も気になるでしょう。

以下に、車の状態別で分けて表にまとめたので参考にしてください。

車の状態買取相場
自走できない(修理できない)〜10,000円程度
自走できるが状態は悪い10,000円〜数万円程度
状態が良い数万円〜10万円程度

不動車の買取相場は年式や走行距離などによって大きく変わり、一概にいくらとは言えないので、あくまで参考程度としておきましょう。

不動車を処分する際の注意点

不動車を処分する際は、いくつかの注意点に気をつける必要があります。

損したり処分できなかったりする可能性もありますので、ここで確認しておきましょう。

レッカー代について確認する

不動車を処分する際、自宅から業者まで車をレッカーしてもらう必要があります。

レッカー代は業者によって費用が異なりますので、査定時に必ず確認しておきましょう。

還付金の手続きもあわせて行う

車を処分する際は、支払い済みの税金や保険料の還付を受けられる可能性があります。

具体的には、以下の還付が受けられます。

  • 自動車税
  • 自動車重量税
  • 自賠責保険料
  • 任意保険

残存期間によってもらえる還付金は異なりますので、こちらも査定時にいくらもらえるのかを確認しておきましょう。

業者によっては、還付金を廃車費用やレッカー費用に使ってしまう悪徳業者も存在するため、その場合は別の業者に依頼することをおすすめします。

なお、軽自動車税に関しては1年払いのみとなっているため、還付金はありません。

保管方法に気をつける

不動車を処分する際の査定額は車の年式や故障の程度だけでなく、保管状態も大きく影響します。

「どうせ処分するから」と雑に扱うのではなく、できるだけきれいな状態を保つことが大切です。

ボディにほこりや汚れがたまっていたり車内が劣化していたりすると、査定士に悪い印象を与えてしまい、査定額が下がる原因になります。

可能であれば簡単な清掃を行い、屋根付きの場所に保管したりカバーをかけたりして、雨風や直射日光による劣化を防ぐようにしましょう。

処分は所有者しかできない

車の処分は基本的に所有者(名義人)でなければできないと決まっています。

所有者以外が車を処分するためには名義変更を行う必要があるので、覚えておきましょう。

また、所有者が故人の場合や名義人が誰か分からない放置車両といったケースでは、そのほかの手続きも必要となるため、業者に確認してから処分しましょう。

まとめ

本記事では、不動車とはどのような車を指すのかを解説し、放置することで起こる問題や処分か修理の判断ポイント、処分方法と注意点も紹介しました。

不動車は放置しておくと税金の負担や保管スペースの圧迫、近隣住民とのトラブルなど、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。

早めに状態を見極めて「修理して再利用するか」「処分して手放すか」判断しましょう。

廃車の引き取り・買取など、車の処分に関するコラム

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引取業許可 尼崎市 第20711000024号
産業廃棄物処分業許可 尼崎市 第7121038224号
解体業許可 尼崎市 第20713000024号
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産業廃棄物処分業許可 大阪市 第6620038224号
解体業許可 大阪市 第20663001002号
破砕業許可 大阪市 第20665001002号
フロン類回収許可 大阪市 第20662001002号
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会社沿革

昭和20年 桜井商会設立
平成7年8月 株式会社に沿革
平成27年10月 ISO9001 and ISO14001 取得
平成27年10月 ISO/IEC 17021 取得
令和2年 大阪支店 開業
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