廃車手続きはディーラーでも可能？流れやメリット、デメリットをご紹介！

廃車手続きをディーラーに依頼したいと考えた時、「流れはどうなるの？」「費用は？」など気になる方は多くいると思います。

ここでは、廃車手続きはディーラーでも可能なのか、流れやメリット、デメリットについてご紹介していきます。

ディーラーでの廃車手続きは可能？

廃車手続きをディーラーに依頼することは可能です。

廃車手続きをディーラーにお願いする場合、申し込み、引き取り手続きをする必要があります。

手続き時に必要書類を指示されるので引き取り日までに書類を準備したり、車を自分で持ち込むのかレッカーなどで運んでもらうかなどといったことも決める必要があります。

ディーラーで廃車手続きをする時の流れや注意点

実際に廃車手続きをする際、「手続きはどうすればいいの？」「流れはどうなるの？」と不安になる方は多くいると思います。

ここでは、ディーラーにお願いした場合の流れについてご紹介していきます。

必要書類をそろえる

まずは、必要書類を準備しましょう。必要書類は以下になります。

普通車	軽自動車
・車検証・ナンバープレート2枚・リサイクル券・自賠責保険証明書・申請書・手数料納付書・印鑑・印鑑証明書・所有者の委任状（ローン会社が発行）<ディーラー手配>・譲渡証明書（押印が必要）・委任状（押印が必要）	・車検証・ナンバープレート2枚・リサイクル券・自賠責保険証明書・使用済自動車取引証明書・自動車検査証返納届出書・軽自動車税申告書・印鑑（認印でも可）・所有者の申請依頼書（ローン会社が発行）<ディーラー手配>・申請依頼書（押印が必要）

※事業用車の場合、運輸支局の押印がある「連絡書」が必要

普通車と軽自動車では、必要書類や必要な物が異なってくるので注意しましょう。

また、車検証の所有者がローン会社やディーラーの場合、軽自動車でも譲渡証明書が必要になるケースがあるので、事前に確認しておきましょう。

日程の調整をする

必要書類の準備ができたら、ディーラーに問い合わせを行い車を引き取りしてもらう日程の調整を行っていきます。

新車に乗り換える場合は、新しい車の納車日に合わせるといいです。

ディーラーに廃車する車を持ち込む

日程の調整ができたら、必要書類等と車をディーラーに持っていきます。

自走できる場合は自走して持ち込むことで費用を抑えることができます。

自走できない場合は、レッカーなどをお願いすることで車を持ちこむことができます。

ローンについて話し合い

ローンを組んでいる場合は、車の所有者がローン会社で使用している人が本人である場合があります。

この時、廃車手続きをする前にローンを完済し所有者を本人にしなければいけません。

名義変更後に廃車手続きをする方法を取りますが、廃車手続きのときに名義変更する方法もあります。

その際は、ローン会社が発行した委任状（申請依頼書）が必要となります。

ローンの返済中の時は、事前にローン会社や代行業者に確認するようにしましょう。

還付金について確認

重量税や自賠責保険の還付金は、廃車手続き費用と相殺される場合がほとんどです。

自動車税は、抹消登録完了後に都道府県税事務所から1ヶ月～2ヶ月程度で還付されます。

なかには、還付金を返さないといったディーラーもいるので、廃車手続きをお願いする前に還付金について確認をしトラブルにならないようにしましょう。

引き取りをしてもらう

書類、車の準備ができたら最後は引き取りをしてもらいます。

引き取り後の車はほとんどが解体されてしまいます。

ディーラーで廃車手続きをするメリット、デメリット

ディーラーで廃車手続きをするメリットは、主に「面倒な手続きを代わりにしてもらえる。」「新車を購入する場合は、下取りとして扱ってくれることがある。」といった2点となります。

また、デメリットとしては主に「費用が高くなってしまう。」「下取り費用が安くなる場合がある。」「還付金が受け取れない可能性がある。」といった3点が挙げられます。

ここでは、ディーラーで廃車手続きをするメリットとデメリットについてご紹介していきます。

メリット

面倒な手続きを任せることができる

ディーラーにお願いすることで、面倒な手続きを安心して任せることができるといった部分がメリットと言えます。

廃車手続きを個人で行う場合などでは、手続きはもちろん車の持ち込みも自分でしなければいけません。

自走できないとなるとさらに手間と費用がかかってしまいます。

更に各種書類の手続きも多くの時間がかかってしまいます。

こういった面倒で時間のかかることを代行してくれるのは、ディーラーに依頼する最大のメリットと言えます。

新車に乗り換えの場合、下取りしてくれる

新車に乗り換えるといった場合でディーラーに廃車手続きをお願いするのであれば、下取りとして扱ってくれることがあります。

こちらもディーラーに廃車手続きをお願いするメリットと言えます。

下取りとして扱ってもらえば、新車の値引きに繋がるのでお得に車を買うことができます。

また、下取りとして出す場合は納車と廃車のタイミングを合わせることができるので、車を持っていない期間が発生しないため代車なども用意する必要がないといったところも大きなポイントとなります。

デメリット

廃車費用が高くなる場合がある

ディーラー以外に廃車手続きをお願いしたことがある方は、ディーラーでの廃車は少し高く感じてしまいます。

ディーラーは、引き取りや解体専門の業者ではないため、他の業者に依頼する場合もあり、手数料が余分にかかってしまいます。

その為に、廃車手続きや引き取りの費用が専門の業者に比べ高くなる傾向にあります。

ディーラーは車を購入するお客さんを対象に廃車手続きを請け負ってくれるので廃車のみの場合、断られる可能性もあります。

費用を安くするコツとしては、

・自分でディーラーに車を持ちこむ

自分で持ち込むことで費用がかからない、レッカーを使う場合でもディーラーに依頼するより安く済む。

・新車の費用を下げてもらう

下取りとして扱ってもらうことで、廃車手続きを任せられる上に新車の価格を引いてもらえる。

といった方法をとると良いです。

下取りの価格が安くなる場合がある

車の状態が悪く価値が見込めないといった場合でも下取りにしてもらえることがあります。下取りは、新しい車の価格を下げることができる有益な方法といえますが、手数料などで下取り金額が付かない可能性もあります。

下取りに比べて廃車買取業者の方が売却後のルートが豊富で、売値が高くなる傾向にあるため、廃車の買取に力を入れている業者に頼むことで思わぬ高値がつくと言った場合もあります。

なるべく高く売りたいと考えているのであれば廃車買取業者などの利用も考えておきましょう。

還付金が受け取れない可能性がある

車を廃車にした時、車の所有者は還付金を受け取ることができます。

しかし業者の中には、理由をつけて還付金を業者側が受け取るといった場合もあります。

このように、還付金が受け取れないケースがあるので注意する必要があります。

ディーラー以外の廃車手続き方法もご紹介！

廃車手続きは、ディーラー以外でもすることが可能となっており、ディーラー以外の廃車方法も視野に入れておくと良いです。

ここでは、ディーラー以外の廃車手続き方法をご紹介していきます。

個人で廃車手続きを行う

廃車手続きは、個人で行うことが可能となっています。

個人で廃車手続きを行った場合の相場は、

・永久抹消登録：0〜8万円

・一時抹消登録：0〜3万円と350円（手続き代金）

廃車手続きにかかる費用の内訳は、解体費、運搬費となっています。

※リサイクル料は、車購入時に支払っている場合発生しません。

還付金によっては、廃車費用を引いてプラスになる場合もあるのでタイミングによっては個人で廃車手続きをすることも視野に入れておくと良いです。

廃車の専門業者にお願いをする

廃車の専門業者では、廃車の買取にも力を入れているので喜んで買取をしてくれます。

買取店やディーラーで価格が付かなかった車も、買取価格が付いたりする場合もあるので、廃車の専門業者にお願いするのがおすすめです。

廃車専門業者は、買い取った車のルートが豊富です。

例えば、海外に輸出したり、車を解体しパーツや鉄くずとして販売して収益を上げています。

また廃車専門業者の場合、廃車手続きの代行をしてくれるだけでなく費用もかかりません。できるだけお得に廃車したいと考えている方にはおすすめです。

まとめ

ディーラーに依頼をしての廃車手続きは、メリットもたくさんありますが、注意しなければいけない所もあります。

最もお得に廃車にする方法は、廃車後の販売ルートが豊富な廃車買取業者へ依頼することです。

廃車の目的などを明確にし、依頼する業者を選定していきましょう。

廃車の引き取り・買取など、車の処分に関するコラム

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平成7年8月	株式会社に沿革
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